naya_hira’s diary

三日坊主の備忘録

【はじめての自作PC】Ryzen 3700X とRTX 2070Super を添えて... パーツの選び方 編

はじめに

自作PCを行う上で最も大切なことがパーツ選びです。 なので、初心者なりに調べたことをまとめてみました。

前提条件

使用用途・予算・宗教(intel or amdとか)を考えます。

必須要件

予算 : 15万円台
ストレージ : M.2 SSD 1TB以上
メモリ : 8GB(人権) 以上
マザーボード : BIOS更新が必要ないもの*1

出来れば

NvidiaTensor Core を使ってみたい 静かなのがいい
ルーター遠いのでNICがほしい

概算する

パーツの価格帯を決めるために、自由度の低いものから概算していきます。  


ストレージ : 約 1万円
ケース: 約 5000 円
マザーボード : 約 2万円
メモリ: 約 1万円
電源: 約 1万円


計5.5万円

残り 10 万円 の配分を考える

今回の使用用途は、ゲームや機械学習です。そのため、ビデオカードに比重を置きつつも、 CPUがボトルネック(足手まとい)にならない程度のものを選びます。

必要となるパーツ

1.グラフィックボード・ビデオカード (GPU)

グラフィックボード・ビデオカード (GPU) について

グラフィックボードは、グラフィックチップと呼ばれる IC が処理を行います。 GPUNvidiaAMD が主要メーカーになります。 グラフィックチップに、冷却装置や外装などを付け加えたものがグラフィックボードになります。 特徴
Nvidia (GeForce) → ゲームや機械学習(?)が優秀 ・ AMD (Radeon) → 映像視聴やマイニングが優秀 ベンチマークのスコアは、下記のリンクから確認できます。 pcfreebook.com

GPU を選ぶ

グラフィックボードにかける予算は、5~6万円になります。
この価格帯で、選択肢に入るGPUは以下の通りです。(性能降順)


Radeon RX 5700XT(4.7万)
GeForce RTX 2070 Super(5.8万)
Radeon RX 5700(4万)
GeForce RTX 2060 Super(4.5万)


GPUは、Tensor Coreを使いたいため
GeForce RTX 2070 S(5.6万)
を選択しました。

2.CPU

CPU について

CPU は、intelAMD が主要メーカーになります。
特徴
intel 製 CPU → コア一つ当たりの処理速度(クロック)が速い
AMD 製 CPU → CPU に搭載されているコア数が多い
イメージとしては、
仕事がとても早い人がいるか、仕事の速さは平凡だが働く人がたくさんいるようなもの Passmark の翻訳された一覧が下記のサイトから閲覧できます。 pcfreebook.com

目安


ハイエンド : 6600 ~ 54603
ハイミドル : 2814 ~ 6600
ローミドル : 1154 ~ 2810
ローエンド : 79 ~ 1154


CPU を選ぶ

CPUにかける予算は、4~5万円になります。
この価格帯で、選択肢に入るCPUは以下の通りです。 (性能降順)


Ryzen 7 3800X(5.1万)
Ryzen 7 3700X(4万)
Core i9 9900 (5.6万)
Core i7 9700K(4.7万)


CPUは、TDPと性能を考慮して
Ryzen 7 3700X(4万)
を選択しました。

CPUクーラー

調べて見ると AMD のリテールクーラーはオーバークロックしなければ、 普通に使えるようなのでCPUに付属のクーラーを使うことにします。

3.メモリ

メモリは、パソコンが使う作業台のようなものです。 メモリは、 ・容量
・世代
・メモリクロック
ヒートシンクの有無
を比較します。 予算1万で購入できる
crucial DDR4 8GB 2枚(8000円)
を選択しました。

4.マザーボード

マザーボードについて

マザーボードは、購入したすべてのパーツと接続します。 マザーボードには、チップセットという核になるICがあります。 チップセットは、メーカーだけでなく世代でも変わっていきます。 そのため、
・CPUの種類
・メモリスロットの数
・M.2スロットの数
・LED を光らせるかどうか
・SLI(Nvidiaに限る) GPUの複数接続
・有線LANのみかWifi が使えるか
などと相談して決めましょう。

マザーボードを選ぶ

まず、マザーボードの仕様条件はいかの通りです。
・CPUソケット : SocketAM4
チップセット : X570
・メモリタイプ : DDR4
無線LAN : 対応
・M.2スロット : 有り
今回は、以上にあったマザーボードから最安値の
MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI(2.1万)
を選択しました。 

5.電源ユニット

電源ユニットについて

電源ユニットは、名前の通りPC全体に電気を流す装置です。 そのため、信頼性の高いものを選ぶことがよく推奨されます。 電源容量はPC全体の消費電力の2倍がよく推奨されます。 80PLUS認証は電流を交流から直流する変換効率のことです。 そのため、
グレードが高い→無駄が少ない
となります。 電源ユニットを選ぶ上では
・電源容量
・80PLUS認証 (≠信頼性)
プラグイン式かどうか
などと相談して決めましょう。

電源ユニットを選ぶ

電源容量 ( GPUの消費電力(215W) + CPUのTDP(65W) ) × 2 = 560W
今回の構成の場合、最低560W必要になります。
次に、80PLUS認証ですが、Goldにしました。
長々と書きましたが、価格コムの人気1位
NeoECO Gold NE750G(1万)
を選択しました。 

6.ストレージ

SSDを選ぶ上では、
・タイプ(SLC MLC TLCなど)
・容量
・書き込み読み込み速度
・TBW(書き込める総量、寿命)
・インターフェース(SATA PCI)
などと相談して決めましょう。

ストレージについて

M.2スロットがあるのでインターフェースは、PCIにしました。 その他は、もう体感できる違いは少ないと考えたため、いつも購入している WD Blue SN550 NVMe(8000円 ×2)
を選択しました。 

7.ケース

安い、かつマザーボードのサイズに合うもので最安のもの
Versa H26(4000円)
を選択しました。 

その他 (モニター、キーボード、マウスなど)

入出力には、既に所有しているものを使用します
モニター : EIZO EV2780
マウス : Digio2 MUS-UKT102
キーボード : HHKB Professional HYBRID Type-S

OS

OS は ubuntu を使用します。
Windows を使用する場合は、+2万ほどです。

最後に

今回ドスパラですべて購入しました。
ちょうど5%還元を行っていたため

152,580円

で組むことができました。

参考サイト

pcfreebook.com

pcfreebook.com

*1:AMD CPUを持っていないため