はじめに
はじめての自作パソコンにUbuntuを入れたものの、
Wifiにつながらない。
今まで、ノートパソコンにLinuxを入れたときはたぶん自動で入っていたと
記憶しています。
*1
ルーターが遠い我が家では、優先LANが使えないため、
無線LANが使えないとネット市民権を得られないのである。
今回の環境
ubuntu 19.10
マザーボード : MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI
別途インターネットにつながるものが必要です。
流れ
基本的に以下のURLに従って進めていきます。
インテル® ワイヤレス・アダプターの Linux* サポートについて
1.インターネットにつながるパソコンでファイルをダウンロードし、usbメモリなどでファイルを移動します。
2.そのディストリビューションに固有のファーウェアのディレクトリ (/lib/firmware) にファイルをコピーします。
3.そのディレクトリーでうまく行かない場合は、お使いのディストリビューションのドキュメントを参照してください。
4.自分でカーネルを設定する場合には、ファームウェアの読み込みが有効になっていることを確認します。
デバイスとカーネルの確認
ワイヤレス・アダプターは、メーカーのマザーボード詳細ページより
Intel® Wi-Fi 6 AX200
でした。*2
Ubuntuのカーネル*3 ))は、
kernel Ver. 5.3
でした。
以下の画像から、デバイスに必要なカーネルバージョンを確認します。
f:id:naya_hira:20200316204644p:plain)
今回は、
Wifi 6 AX200 と kernel 5.3
の組み合わせです。
そのため、カーネルのバージョンアップは不要です。
無線ドライバーをダウンロードする
以下のURLから、適切なファームウェアをダウンロードします。
インテル® ワイヤレス・アダプターの Linux* サポートについて
今回は、二番目のファームウェアをダウンロードしました。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
tar -xzvf iwlwifi-cc-46.3cfab8da.0.tgz
ファイルを配置する
ubuntu ではドライバーを保存しているディレクトリは、
/lib/firmware/intel-ucode
です。ここにダウンロードしたファイルをコピーします。
cp iwlwifi-cc-a0-46.ucode /lib/firmware/intel-ucode/
あとは、再起動するか、firmware の再読込してくさい
最後に
これで、無線LANを認識できるようになっているはずです。
ファームウェアの保存されているディレクトリとか初めて知りました。
ノートパソコンの場合は、初めからダウンロードされているもので、
デバイスのバージョンが古かったために、自動で認識されていたんでしょう?